アブストラクト(33巻4号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Initial investigation of mathematical morphology for the digital extraction of the skeletal characteristics of trabecular bone
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 熊坂さつき
Authors(kana) : くまさかさつき
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科口腔外科学第I講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 33
Number : 4
Page : 199-200
Year/Month : 1998 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」 骨は骨塩量と骨構造のバランスによって力学的強度が維持されている組織である. 骨塩量の評価法としては骨密度(Bone Mineral Density : BMD)の変動として求める方法が確立されている. 一方骨構造の評価法としては骨生検によるステレオロジィー, 骨テキスチャー解析, 超音波法, そして最近では磁気共鳴画像法による骨髄腔プロトン信号減衰の速度定数が骨の力学的指標として期待されているが, 未だ確立した方法は無い. 骨構造の変化を非侵襲的に高い精度で検出する決定的な方法の開発は骨疾患の診断や術後治療機転, 薬剤療法による治療効果を判定する上で極めて重要である. 本研究は数理形態学の理論を基本としたモルフォロジカル フィルターの骨構造解析への応用の可能性について検討したものである. 実験にはコンピューテッドラジオグラフィー(CR)を使用し, 理論的骨格抽出にはcathode ray tube (CRT)上において, 0.1から1.0 cycle/mmまで周波数を変化させたサイン波を用いた.
Practice : 歯科学
Keywords :