アブストラクト(33巻4号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Advantages of Dental Mitochondrial DNA for Detection and Classification of the Sequence Variation Using Restriction Fragment Length Polymorphisms
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 大平寛
Authors(kana) : おおひらひろし
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科口腔生化学講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 33
Number : 4
Page : 218-219
Year/Month : 1998 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」 PCR法を用いて男女各20人の歯からミトコンドリア(mt) DNA, D-100 p領域452 bpを増幅し, ダイレクトシークェンス法を用いてmtDNA多型を解析するとともに, パーソナルコンピューターでシークェンスデータの制限酵素多型(RFLP)解析をおこなったものをもとに, 制限酵素(Kpn-IおよびMnl-Iを用いた非変性15%ポリアクリルアミドゲル電気泳動法(PAGE)によるRFLP解析の有効性を検討した. 歯髄および象牙質から得られたmtDNAの塩基配列を比較したところ, 各サンプルで両者の塩基配列は完全に一致した. このことから, 歯髄からDNAを抽出できない場合でも象牙質から得られたDNAを用いることでmtDNAの分析が可能であるということが示唆された. 全サンプルの象牙質から得られたmtDNAの塩基置換部位を調べ, その出現頻度をAndersonらの報告をもとに検討したところ, 54ケ所の置換部位を認めた.
Practice : 歯科学
Keywords :