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アブストラクト（34巻2/3号：神奈川歯学）
Japanese
| Title ： | 新しいマウス腸管リンパ組織(cryptopatches：CP)での小腸上皮細胞間T前駆細胞の発達分化 |
|---|---|
| Subtitle ： | 学位申請論文 |
| Authors ： | 斎藤恒 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 神奈川歯科大学口腔外科学第II講座 |
| Journal ： | 神奈川歯学 |
| Volume ： | 34 |
| Number ： | 2/3 |
| Page ： | 137-150 |
| Year/Month ： | 1999 / 9 |
| Article ： | 報告 |
| Publisher ： | 神奈川歯科大学学会 |
| Abstract ： | 口腔または鼻腔から気管, 腸管を経て肛門へと至る粘膜には粘膜付属のリンパ組織が存在し, 通称粘膜関連付属リンパ組織(mucosa-associated lymphoid tissue：MALT)と呼ばれている. MALTには鼻咽腔関連リンパ組織(nasal-associated lymphoid tissue：NALT), 気管付属リンパ組織(bronchus-associated lymphoid tissue：BALT), 腸管付属リンパ組織(gut-associated lymphatic tissue：GALT)等が存在することが知られている. そのなかでも胃腸管粘膜は生体の外界と接する最大の部位であり, ただ一層の上皮によって外界と内部環境を隔てている. 原始の脊椎動物では腸管付属のリンパ組織のみが存在することが知られているH). それゆえ, 進化論からいえば高等脊椎動物の腸管は内部環境の安全のため, いくつかの自活する免疫システムを保有している可能性がある4～7). |
| Practice ： | 歯科学 |
| Keywords ： | cryptopatches(CP), c-kit+ stem cell, Intestinal Intraepitherial T cell(IEL) |
