アブストラクト(38巻4号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 私立大学学術研究高度化推進事業 バイオベンチャー研究開発拠点整備事業 顎関節機能診断と解析のための先端技術開発および先端治療 -個の医療の確立-
Subtitle : Dentistry, Quo Vadis?(3) ストレスと脳と咬合
Authors : 佐藤貞雄
Authors(kana) :
Organization : 神奈川歯科大学顎機能総合歯学先端研究センター
Journal : 神奈川歯学
Volume : 38
Number : 4
Page : 167-168
Year/Month : 2003 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 神奈川歯科大学顎機能総合私学先端研究センターは, 平成8年より実施されてきた文部科学省「私立大学学術研究高度化推進事業」のなかの「バイオベンチャー研究開発拠点整備事業」として平成12年選定を受け設立された神奈川歯科大学大学院歯学研究科を母体とする研究推進機関である. 本研究センターは「顎関節機能診断と解析のための先端技術開発および先端治療-個の医療の確立-」を研究課題として掲げ5年間に亘る研究計画に基づき, 顎口腔咬合系の先端的診断, 治療法の開発を目的として研究を進めている. 21世紀入り, 社会的年齢層の分布変化や社会的構造の変化に伴って口腔系の新しい疾患や顎機能障害あるいは, それらの関連疾患に悩む患者は増え続けている. しかし, 歯周病や歯硬組織疾患, 顎関節疾患の病因解明は新世紀を迎えても遅々として進んでいない. 前世紀の歯科医学の発展は, 主として歯科材料の開発改良あるいは, 技術の開発にとどまり, 歯科医療の本質にせまる研究努力に欠けていたと言わざるを得ない.
Practice : 歯科学
Keywords :