アブストラクト(39巻4号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 咬合様式の違いが睡眠時の咀嚼筋活動に及ぼす影響 -犬歯部ガイドによるブラキシズム・イベントの変化-
Subtitle : どこまでわかった,ストレスと咬合との関係
Authors : 玉置勝司1, 佐藤貞雄2
Authors(kana) :
Organization : 1神奈川歯科大学顎口腔機能修復科学講座, 2神奈川歯科大学成長発達歯科学講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 39
Number : 4
Page : 192-195
Year/Month : 2004 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 咬合再構成において, 下顎位, 左右均等な咬合支持, アンテリア, ガイダンスは重要な要素である. そして咬合再構成の意義として, 1. 咀嚼機能の回復, 2. 発音機能の回復, 3. 嚥下機能の回復, 4. 審美性の回復, 5. ストレス, マネージメント(1)Decrease physical stress(occlusal force), (2)Release psychological stress(stress)が重要である1). 咬合再構成に伴い顎口腔系の形態および機能を長期にわたり維持していくためには, 特にストレス, マネージメントに注意を払わなければいけない. このストレス, マネージメントは意識下あるいは無意識下で発現する歯を介して発生する咬合力に対応することを意味している. 特に顎口腔系における抹消器官にとって最も障害となる歯に加わる外力は夜間睡眠時に発現するブラキシズムであり, この外力に対してどのように対応すべきかについて検討することは, これからの歯科医学における咬合治療に関する最も重要な課題である. そこで, 今回は夜間睡眠時における咀嚼筋活動からブラキシズム, イベントを抽出し, 咬合再構成時における付与すべき適切な咬合様式を筋電図学的な客観的論拠から検討する.
Practice : 歯科学
Keywords :