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アブストラクト(40巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 睡眠ブラキシズム時の咬合接触の評価と咀嚼およびブラキシズム様運動における下顎頭運動解析 |
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Subtitle : | |
Authors : | 小野寺寛司 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 神奈川歯科大学歯科矯正学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 40 |
Number : | 1 |
Page : | 53-65 |
Year/Month : | 2005 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 現代人の食生活では, もはや歯の過剰な咬耗は起こりえない. なぜなら, 現代人の食物の咀嚼においては上下顎の歯の接触はほとんど起こらないか, または起こったとしても極めて軽い接触にすぎないからである1). 一方, 睡眠ブラキシズムは歯科医学的に多くの問題を惹起する要因と考えられている2~4). 睡眠ブラキシズムは, 現代人では一晩の睡眠中に20分から40分と報告され, 人によっては2時間に達する場合もあるといわれている5). このようなブラキシズムは, 歯の磨耗, 歯の動揺, 知覚過敏, 楔状欠損, 歯周組織の破壊, 顎関節の機能障害, 咀嚼筋群の過緊張など多くの歯科的疾患を引き起こす重大な要因と考えられている6~13). 一方, 歯科的咬合治療は, これまで咀嚼機能を中心に研究され, 従って臨床的な咬合治療の目的も咀嚼回復に限られていた. しかし近年, 咀嚼器官の重要な役割として情動ストレス発散のためのブラキシズム機能の重要性が提案され14, 15), これまでの歯科的咬合治療の体系を根本的に変える必要性が示唆されている16). |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : | ブラキシズム, 咬合接触, ブラックスチェッカー, 下顎頭運動, 顎関節症, アキシオグラフ |