- HOME
- > 一般の方
- > バックナンバー:神奈川歯学
- > 41巻1号
- > アブストラクト
アブストラクト(41巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 32年間の歯学部における研究生活を振り返って |
---|---|
Subtitle : | 神奈川歯科大学学会 第40回総会特別講演 |
Authors : | 早川太郎 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 愛知学院大学 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 41 |
Number : | 1 |
Page : | 1-6 |
Year/Month : | 2006 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | ただいまご紹介いただきました早川でございます. 初めに, 神奈川歯科大学学会が創立40周年という記念すべき年を迎えられたことを心よりお喜び申し上げます. この総会で特別講演をする機会を与えていただきました会長の梅本先生はじめ関係各位の先生方に心より御礼申し上げます. 本日は, 抄録に書かせていただきましたように, 1973年6月に愛知学院大学歯学部生化学講座の助教授として赴任してから, 本年3月31日に定年退職するまでの32年間に歯学部で行ってきました研究と教育について話させていただきます. プロローグ それに先立ち, 1960年4月名古屋大学医学部生化学教室で大学院生として研究生活をスタートしてから, 愛知学院大学歯学部へ赴任するまでの13年間を簡単に紹介させていただきます. この13年間に, 実に6人の先生に師事しました. 最初にお世話になったのが八木国夫先生です. 将来, 臨床家になる可能性も考え, 精神医学を副課目に選びました. 八木先生からは, 若い私たちの心に共感するような教訓といいますか, 戒めといいますか, また, 研究に対する心構えなどを折あるごとに聞かされていました. その中の1つ「馬鹿(うましか)研究だけはやるなよ」が私の心の奥底に深く刻み込まれました. 馬鹿研究とは, 誰かがすでに馬を使ってやった研究を鹿でやり直すような研究を意味し, この戒めには, 「そのような研究を馬鹿(ばか)な研究という」という"落"まで付いています. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |