アブストラクト(41巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : S1-3 IT眼症による眼精疲労に対する新しい治療方法 -眼周囲温熱療法の試み-
Subtitle : 神奈川歯科大学学会 第40回総会シンポジウムI
Authors : 原 直人, 小手川 泰枝, 望月浩志, 向野和雄
Authors(kana) :
Organization : 神奈川歯科大学附属横浜研修センター 眼科学講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 41
Number : 1
Page : 78-83
Year/Month : 2006 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 1. はじめに 近年, 情報技術(information technology:IT)の急激な進展, 導入に伴い, モバイルコンピュータや携帯電話, インターネット, BSデジタル放送などの新たな情報通信の普及を促し, 従来とは異なる視環境を生んでいる. この変化が眼疲労を助長し発症させる1)ため, 社会的な問題として取り上げられることが多くなっている. 眼精疲労とは, 単なる眼の疲れと異なり容易に疲れがなくならない病的な疲れと定義され, 発症機序としては屈折異常(国際頭痛分類第2版2))によるものを除くと, 調節系ならびに輻湊系の異常が多く3), かつこれらは難治なものとされており, 眼精疲労に関しては未だ確立した治療法はないのが現状である. 新しい治療である眼周囲温熱療法の効果を自律神経系の機能(調節と瞳孔反応)から調べたので報告する. 2. 方法 対象 屈折異常以外, 弱視, 斜視, 眼および全身の器質的疾患を有しない矯正視力(1. 2)の神奈川歯科大学附属横浜研修センター事務員と眼科医の計16名を対象とした.
Practice : 歯科学
Keywords :