アブストラクト(41巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : S1-6 三叉神経痛に対する最新ガンマナイフ治療
Subtitle : 神奈川歯科大学学会 第40回総会シンポジウムI
Authors : 林 基弘
Authors(kana) :
Organization : 東京女子医科大学 脳神経センター 脳神経外科, 東京女子医科大学大学院先端生命医科学研究所ガンマナイフ研究開発センター, さいたまガンマナイフセンター
Journal : 神奈川歯学
Volume : 41
Number : 1
Page : 97-101
Year/Month : 2006 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : はじめに ガンマナイフは, 開頭手術をせずに脳内病変を治療, コントロールできる, きわめて低侵襲(mini-mally invasive)な脳神経外科最先端治療法の一つとして知られている. 最近では機能的脳疾患, とくに「痛み(intractable pain)」に対する治療応用がトピックスとなっており, その有効性および安全性が報告されている. 今まで種々の治療法が施されており, その有効性は着実に進歩し続けてはいる. しかし, なかには完全に除痛しきれないもの, また全身合併症があるがために十分な治療が受けられないものも存在していることは事実である. これらに対し, われわれはガンマナイフによる臨床応用を積極的に行い, その有効性と安全性を確立してきている. 本稿ではすでに適応疾患となっている三叉神経痛ガンマナイフの治療について, われわれの治療経験や最近の知見を交え詳細に解説し紹介することを目的としている.
Practice : 歯科学
Keywords :