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アブストラクト(43巻2号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 睡眠ブラキシズム時の咬合接触パターンと口腔疾患との関連性に関する研究 |
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Subtitle : | 学位申請論文 |
Authors : | 朴秉奎 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 神奈川歯科大学成長発達歯科学講座歯科矯正学分野 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 43 |
Number : | 2 |
Page : | 154-161 |
Year/Month : | 2008 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「緒言」 咬合再建は, 歯科的な口腔管理の中で最も基本的な課題であり, しかも歯科医学の根底を形成する領域である. しかし, これまで主として機械論的に発展してきた咬合論は, ヒトの口腔機能を機械的に精密に再構築することに主眼がおかれ, 生命科学としての咬合学の進歩が遅れているように思われる. 一方, 最近になって生体における咬合の役割の重要性が認識され始め, その基礎的, 臨床的研究が開始されているのも事実である. 近年, 歯に加わる力とくに睡眠ブラキシズムによる力が, 顎口腔系に重大な影響を及ぼすことが指摘されている. 歯に繰り返し加わる応力がエナメル質や象牙質の疲労過程でマイクロクラックを発生させ, 歯の咬耗やくさび状欠損(アブフラクション)1~3), などの非齲蝕性の形態変化を引き起こすことが報告されている. McCoy4)はブラキシズムに関連して起こる歯や歯周組織などへの破壊的現象をDental Compression Syndrome(DCS)と呼び, その診断的重要性を提言した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : | ブラキシズム, 咬合接触, 口腔疾患, 顎関節 |