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アブストラクト(44巻2号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 低濃度フッ化物溶液による歯磨きに関する基礎的研究 |
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Subtitle : | 学位申請論文 |
Authors : | 荒川勇喜 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 神奈川歯科大学健康科学講座口腔保健学分野 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 44 |
Number : | 2 |
Page : | 141-149 |
Year/Month : | 2009 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「緒言」 1歳前後の上顎乳前歯萌出開始期からフッ化物応用を開始することは, 乳歯齲蝕予防にとって極めて価値がある. しかしながら, わが国では1~3歳の幼児が利用できる低濃度フッ化物応用は確立されていない. その理由として, フッ化物全身応用が実施されていない, 低年齢であるためにフッ化物洗口(fluoride mouth rinsing, 以下FMRと略す)は利用できない, 保護者磨きによるフッ化物配合歯磨剤は幼児が飲み込む可能性が高いために利用しにくいという点が挙げられる. そこで, より低いフッ化物濃度で低年齢児が安全に利用できるフッ化物応用を確立することは意義がある. 上記を背景に, 神奈川県では100ppmFのフッ化ナトリウム溶液を用いた低濃度フッ化物溶液による就寝前の歯磨き(tooth brushing with a weak fluoride solution, 以下TWFSと略す)を推奨し, その普及に努めている1). |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : | 低濃度フッ化物溶液, 口腔内フッ化物残留量, 口腔内フッ化物保持, 上皮細胞 |