アブストラクト(44巻2号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Cervical sympathectomy causes alveolar bone loss in an experimental rat model
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 金栗
Authors(kana) : きむゆる
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科
Journal : 神奈川歯学
Volume : 44
Number : 2
Page : 151-152
Year/Month : 2009 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」 歯周炎は口腔内常在菌, 特に偏性嫌気性グラム陰性桿菌であるPorphyromonas gingivalisによって生じる炎症性疾患であるが, 歯周組織破壊には宿主のさまざまな因子が関与することが明らかにされつつある. また近年, 歯周組織破壊に交感神経系の作用が密接に関わることが報告されている. そこで本研究では, ラットを用いた実験的歯周炎モデルを用いて, 片側交感神経切断術による交感神経系の歯槽骨吸収への影響について検討を行なった. 歯槽骨吸収に対する交感神経系の影響を検討するため, 交感神経切断術を施行した. その方法は, 動物用ネンブタールの腹腔内注射による全身麻酔下で, 生後3週齢のSprague-Dawley系ラットの右側上頸神経節を切断することで行なった. 実験的歯周炎は, 口腔内にPorphyromonas gingivalis ATCC33277株生菌を1日おきに4回接種することで行なった.
Practice : 歯科学
Keywords :