アブストラクト(44巻2号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Bonding Strength of Autopolymerizing Resin to Nylon Denture Base Polymer
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 勝俣友樹
Authors(kana) : かつまたゆうき
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科
Journal : 神奈川歯学
Volume : 44
Number : 2
Page : 154-155
Year/Month : 2009 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」 義歯床用材料としてのナイロン樹脂は, 高弾性の性質と義歯床としての十分な強度, さらに成型時の寸法変化や誤差が少ないなどの特徴を有している. これらの特徴により, 支台歯のアンダーカットを義歯床に取り込み, さらに顎堤と正確に適合することで支持力・維持力・安定性を発揮するといった, 金属製クラスプや連結装置のない義歯の設計等の利点がある. そのため, 支台歯への負担過重の軽減や金属の露出による審美性低下の防止, また金属アレルギー患者への適応が可能である. しかし, その一方で, ナイロン樹脂系床用材料は, 補修用常温重合レジンとの接着強さが弱く, 修理や調整が難しい. そこで本研究では, ナイロン樹脂系床用材料と補修用常温重合レジンの接着を可能とする表面処理方法を検討した. 試験材料は, ナイロン樹脂系床用材料および, 比較対象として, 加熱重合型床用レジン, ポリカーボネート系床用材料を用いた.
Practice : 歯科学
Keywords :