アブストラクト(44巻2号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Distribution of orexin-A (hypocretin-1) and orexin-B (hypocretin-2) immunoreactive nerve fibers and orexin 1-receptor immunoreactive cells in the rat trigeminal motor nucleus
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 杉山朋久
Authors(kana) : すぎやまともひさ
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科
Journal : 神奈川歯学
Volume : 44
Number : 2
Page : 155-157
Year/Month : 2009 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」 オレキシンAおよびオレキシンBは共通の前駆体から生成される神経性ペプチドの一種であり, Sakuraiら(1998)によって発見された. オレキシンは様々な機能を持つ神経活性物質で, 睡眠, 覚醒の制御, 摂食行動やエネルギーバランスの支配等と密接な関係を持っていることが明らかにされている. オレキシン作動性ニューロンは摂食中枢とされている視床下部外側野と脳室周囲領域に密に分布しており, その投射は小脳を除く中枢神経系に広く分布することが報告されている. 本研究では三叉神経運動核におけるオレキシンA免疫陽性線維及びオレキシンB免疫陽性線維とオレキシン1-レセプターの分布を観察することにより, オレキシン作動性ニューロンが顎運動の神経学的な最終共通経路である三叉神経運動核におよぼす影響を検討した. 実験では, Wistar系雄ラット(250g~300g)を用い, 4%paraformaldehyde/0.1M PBで灌流固定を施し, 直ちに脳を摘出し同溶液にて2時間浸漬固定をした.
Practice : 歯科学
Keywords :