アブストラクト(44巻2号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : プラズマ処理咬合接触解析装置の開発およびその応用 ─歯肉溝滲出液中のラクトフェリンと睡眠ブラキシズム時の咬合接触との関係─
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 児玉拓郎
Authors(kana) : こだまたくろう
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科
Journal : 神奈川歯学
Volume : 44
Number : 2
Page : 157-158
Year/Month : 2009 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」 Glickman I(1955)の報告以来, 外傷性咬合と歯周病との関連については, 外傷性咬合が歯周組織の共同破壊因子であるという考えと, 外傷性咬合と歯周病発現との間には直接的な関連性は見られないとする考え方で論争が続いている. 本研究では, 睡眠ブラキシズム時の咬合接触と歯肉溝滲出液(GCF)中のラクトフェリン(Lf)との関係に注目して, これらを同時に解析する装置の開発をおこなった. 睡眠ブラキシズム時の咬合接触はブラックスチェカーの外側咬合面を利用し, GCF成分の解析はブラックスチェカーの内側面を利用するものである. 酸素プラズマ処理した0.1mm厚ポリビニルクロライドシート(P-PVC)への蛋白吸着深度と強さを観察するために, P-PVC表面に蛋白質としてLfを吸着させ, X線光電子分析にて表面化合物の状態分析を行なったところ, Lfは比較的強固に結合していることが確認できた.
Practice : 歯科学
Keywords :