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アブストラクト(44巻2号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 咀嚼刺激による海馬機能改善機構の解明 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 片岡烈 |
Authors(kana) : | かたおかつよし |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 44 |
Number : | 2 |
Page : | 158-159 |
Year/Month : | 2009 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」 近年, 咀嚼器官の活性化が脳で記憶学習をつかさどる海馬機能の維持に重要であると報告されている. 海馬は現代の社会問題の1つであるストレスに対して感受性の高い部位であり, ストレス性健忘などの海馬機能障害に対する有効な予防対策の確立が求められている. 咀嚼刺激によって海馬に放出される神経伝達物質であるヒスタミンは海馬機能の維持に重要な役割を担っているとされ, 脳内ヒスタミン神経系の咀嚼による活性化がストレス性の海馬機能障害を改善できる可能性は非常に高い. そこで本研究では, 海馬機能の指標として海馬CA1ニューロンの長期増強(long-term potentiation;LTP)を用い, 歯科領域からのストレス疾患対策の1つとしての「チューイング」の可能性とその神経機序としてのヒスタミン神経系の役割について検討した. ラットをコントロール群(CT), ストレス群(ST), およびストレス+チューイング群(SC)の3群に分けた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |