アブストラクト(44巻2号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 睡眠ブラキシズム時の咬合接触パターンと口腔疾患との関連性に関する研究
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 朴秉奎
Authors(kana) : ぱくびょんきゅう
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科
Journal : 神奈川歯学
Volume : 44
Number : 2
Page : 164-165
Year/Month : 2009 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」 ブラキシズムに由来する強力な咀嚼筋活動と口腔疾患との関連が示唆されているが, その詳細に関しては不明な点多い. 近年, 歯に加わる力, とくに睡眠ブラキシズムによる力が顎口腔系に重大な影響を及ぼすことが指摘されている. 歯に繰り返し加わる応力がエナメル質や象牙質の疲労やマイクロクラックを発生させ, 歯の咬耗やくさび状欠損(アブフラクション), などの非齲蝕性の形態変化を引き起こすことが報告されている. 本研究では, 一般歯科診療所に来院した50人の日本人患者の診断資料を用いて, 睡眠ブラキシズム時の咬合接触パターンと口腔疾患との関連性について検討した. 咬合接触パターンの分類は, 作業側において前歯から犬歯まで接触しているものをIC型, 小臼歯まで接触しているものをICP型, 大臼歯まで接触しているものをICPM型と分類した. さらに非作業大臼歯の舌側咬頭に広範なグラインディング(MG)のあるものは, IC型ではIC+MG型, ICP型ではICP+MG型, さらにICPM型ではICPM+MG型とした.
Practice : 歯科学
Keywords :