アブストラクト(46巻2号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : The amount of TMJ displacement correlates with brain activity.
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : MARKUS GREVEN
Authors(kana) :
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科
Journal : 神奈川歯学
Volume : 46
Number : 2
Page : 200-201
Year/Month : 2011 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 【論文内容要旨】 近年, 咬合機能の異常や下顎の偏位が高次脳機能に大きな影響を与え, またそれが口腔系以外に全身的な影響を及ぼしていわゆる不定愁訴などの問題と関連していることが示唆されている. また, これらの口腔系の変化と脳機能との関連性を解明する手段として, 非侵襲的に脳機能を解析するfMRIの普及によって, ヒトにおける研究が可能となってきている. 本研究では, 顎関節の偏位の程度が高次脳機能に与える影響を調べる目的で, 口腔内装置によって顎関節部の偏位を実験的に誘発し, その時の脳の賦活をfMRIで検討した. 本研究では, 本研究の主旨, 研究内容, 方法などを説明して同意の得られた健康なボランティア12名(男性6名, 女性6名, 年齢の範囲22歳から45歳, 平均年齢33.4歳)を被験者として用いた. すべての被験者は咬合および顎機能に関する臨床診査の後, 印象採得後石膏模型を作製し, フェースボウトランスファーによって咬合器に付着した.
Practice : 歯科学
Keywords :