アブストラクト(47巻2号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Purification and characterization of a novel secondary fimbrial protein from Porphyromonas gulae
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 大石泰裕
Authors(kana) : おおいしやすひろ
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科
Journal : 神奈川歯学
Volume : 47
Number : 2
Page : 105-106
Year/Month : 2012 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」Porphyromonas gulaeは, ヒト以外の様々な動物から分離され, ヒトの歯周病原細菌であるPorphyromonas gingivalisとは近縁の細菌である. 我々はP.gulae ATCC 51700株にP.gingivalis ATCC 33277株と同一抗原である41K線毛が存在することを既に報告している. 本研究では, P.gingivalisに2種類の抗原性の異なる線毛が菌体表層に存在することから, P.gulae ATCC 51700株においても41K線毛以外に抗原性の異なる線毛が存在することを確認するために, 免疫学的手法を用いて線毛タンパク質の精製とその性状について検討を行った. P.gulae ATCC 51700株をBHI液体培地で一昼夜嫌気培養した菌体を超音波処理後, 40%濃度の硫安塩析により粗線毛分画を得た. この粗線毛タンパク質をDEAE Sepharose CL-6Bカラムと免疫アフィニティーカラムを用いて精製したところ, 分子量53Kのタンパク質が得られた.
Practice : 歯科学
Keywords :