アブストラクト(47巻2号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Soft-Food Diet Induces Oxidative Stress in the Rat Brain
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 大野晃教
Authors(kana) : おおのあきのり
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科
Journal : 神奈川歯学
Volume : 47
Number : 2
Page : 106-107
Year/Month : 2012 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文審査要旨」近年, 臨床研究や動物モデルを用いた研究で口腔機能が高次脳機能と密接に関係している事が明らかになってきている. 特に学習・記憶をつかさどる海馬の認知機能を維持する効果が明らかになってきた. 実験動物モデルを用いた研究では, 海馬における神経新生の減少や神経栄養因子の減少, 神経伝達物質が減少するという報告がある. なかでも神経伝達物質であるドパミンの減少は, 社会的問題であるアルツハイマー病の原因の一つであり, 口腔機能からの予防の役割は大きいと考えられる. 一方で, 口腔機能不全における脳内の活性酸素種(Reactive Oxygen Species; ROS)による酸化ストレスの影響をみた研究は少ない. 従ってROSと海馬ドパミンの遊離の相互関係に影響するか検証を行った. Wister rat♂3週齢を用い固形食飼育(硬食群)と粉末食飼育(軟食群)に分類し, 12週齢まで飼育を行った.
Practice : 歯科学
Keywords :