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アブストラクト(47巻2号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | Peptidoglycan of Actinomyces naeslundii induces inflammatory cytokine production and stimulates osteoclastogenesis in alveolar bone resorption |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 佐藤武則 |
Authors(kana) : | さとうたけのり |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 47 |
Number : | 2 |
Page : | 114-115 |
Year/Month : | 2012 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」Actinomyces naeslundiiは, 根尖性歯周炎や根面齲蝕など硬組織疾患の原因菌としてヒト口腔内より分離される通性嫌気性グラム陽性桿菌で, Porphyromonas gingivalisなどの偏性嫌気性グラム陰性菌と共凝集しバイオフィルム形成を行うことが明らかにされている. グラム陽性菌の主要構成成分であるペプチドグリカンにはこれまでに炎症性サイトカインの産生誘導能があることが報告されているが, 歯槽骨吸収誘導能についての報告はされていない. 本研究は, Actinomyces naeslundii T14V菌体よりペプチドグリカンを精製し, 破骨細胞分化誘導能, 骨吸収能, 炎症性サイトカイン産生能について解析し, さらにA.naeslundii生菌を用いた実験的歯周炎により歯槽骨吸収誘導能を評価したものである. 破骨細胞分化誘導能および骨吸収能はBALB/cマウス骨髄細胞と破骨細胞分化支持細胞(MC3T3-G2/PA6)を共培養したものをペプチドグリカン添加群, Escherichia coli LPS添加群および無添加群(コントロール)に分けて行い, 破骨細胞分化誘導能は1週間培養後のTRAP陽性細胞数を, 骨吸収能は象牙片入りプレート上に形成された骨吸収窩の面積を評価した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |