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アブストラクト(47巻2号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 片側咬合挙上時における前頭前野の賦活様相:近赤外線分光法による検討 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 田口千穂 |
Authors(kana) : | たぐちちほ |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 47 |
Number : | 2 |
Page : | 117-118 |
Year/Month : | 2012 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」下顎側方偏位症例では, 顎関節症状が高頻度に認められ, さらに顔貌, 下顎頭のサイズや関節円板転位においては左右差が認められることが知られている. そのため下顎運動時の左右の下顎頭運動経路も異なり, 咬合のバランスも下顎の偏位側と非偏位側では異なると考えられているが, その高次脳および全身に対する影響は未だ不明である. 本研究は片側咬合挙上による下顎側方偏位が高次脳にどのような影響を及ぼすのかを調べる目的で, 近赤外線分光法(NIRS)を用いてストレスとも関連が深いとされる前頭前野の脳血流量を測定し, 人為的な下顎側方偏位時と通常時のクレンチング時の前頭前野における脳血流状態を比較・検討した. 実験は26歳から35歳までの男性10名, 女性10名合計20名の協力を得て行った. これらの被験者にスプリントを用いた実験的咬合挙上を行った. スプリント装着なしに加え, スプリント装着は(コントロールスプリント, 右高位スプリント, 左高位スプリント)の計3種類とし, タスクデザインは20秒の安静, 20秒のクレンチングを連続3回行い, NIRSと筋電位を用いて脳血流量および筋活動を測定した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |