アブストラクト（47巻2号：神奈川歯学）

神奈川歯学

Japanese

Title　： Relationship between fluoride exposure duration of school-based fluoride mouthrinsing and effects on prevention and control of dental caries
Subtitle　： 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors　： 小宮山絵梨
Authors（kana）　： こみやまえり
Organization　： 神奈川歯科大学大学院歯学研究科
Journal　： 神奈川歯学
Volume　： 47
Number　： 2
Page　： 123-125
Year/Month　： 2012 / 12
Article　： 報告
Publisher　： 神奈川歯科大学学会
Abstract　： 「論文内容要旨」フッ化物(F)洗口は局所応用であるが, 高い公衆衛生特性を有することから, F全身応用未実施の我が国では, 施設での集団応用(S-FMR)が望まれている. 某市ではモデル的に1971年よりS-FMRを開始し, 市内全小中学校に拡大した. さらに2005年の市町村合併により, 小学校在学期間の6年間にわたりS-FMRに参加した群(10校)と, 小学校6年時に6～10か月のみ参加した群(5, 6月から開始3校, 9, 10月から開始6校の合計9校)が存在したことから, 2006年の中学校1年時点で診査者マスキングにより齲蝕抑制効果を判定した. この小学校におけるS-FMRによるF曝露期間の異なる2群を得るという貴重な機会は例が見当たらず, S-FMRの齲蝕抑制効果を証明できれば, S-FMR普及に貢献できる. 市内全中学校7校1年生を対象に, 学校保健法による定期歯科健康診断に基づく検診を実施した.
Practice　： 歯科学
Keywords　：