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アブストラクト(47巻2号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | Stress and Biting Affect Blood Flow and Oxygen Levels in the Rat Brain |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 本田博之 |
Authors(kana) : | ほんだひろゆき |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 47 |
Number : | 2 |
Page : | 127-128 |
Year/Month : | 2012 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」咀嚼運動のひとつである咬合(Biting)と脳・身体機能には密接な関係があると考えられている. 脳は, 生体恒常性を維持するため, 視床下部を介して生体の内部環境を常に調節している. 一方, 生体へのストレス負荷による刺激は, 視床下部に伝達され, 恒常性回復のため自律神経系, 内分泌系, および体性神経系を介して反応を示す. これらのストレス反応の中で, 火傷, 外傷, 疾病など, 生体に直接影響を与える場合は, 視床下部に直接情報が伝達されるのに対して, 経験や学習により形成されるストレスは, 大脳辺縁系の扁桃体が関与し, これらの情報が個体にとって“有益か, あるいは快か不快か”の情動的な判断を行い, その結果が視床下部へ伝達される. このように, 視床下部と扁桃体は, さまざまなストレス反応に対して生体恒常性を維持するために非常に重要な役割を担っている. しかしながら, 脳・身体機能に関わるBitingの影響, とくに脳循環系に対する作用については, いまだ解明されていない. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |