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アブストラクト(48巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | Fasudil suppresses fibrosarcoma growth by stimulating secretion of the chemokine CXCL14/BRAK |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 宮本千央 |
Authors(kana) : | みやもとちひろ |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 48 |
Number : | 1 |
Page : | 52-53 |
Year/Month : | 2013 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 悪性腫瘍ではRhoA-ROCK経路の活性化による細胞内外の物質輸送の障害が起き, 腫瘍進展を促進することが報告されている. これまでに我々は, 細胞外環境に存在するケモカインCXCL14/BRAKが上皮細胞において抗腫瘍効果を発揮するという知見を報告してきた. 同時に, 悪性腫瘍においてBRAKの細胞外分泌が抑制されていることも見出してきた. しかし非上皮性の細胞における抗腫瘍効果および分泌機構については明らかにされていない. そこで, 悪性腫瘍におけるRhoA-ROCK経路の過剰な活性化がBRAK分泌阻害に関与しているという作業仮説を立て, 現在クモ膜下出血後血管攣縮において臨床応用されているROCK阻害剤fasudilを用い, ROCK阻害によるBRAK分泌の促進および抗腫瘍効果について検討した. はじめに, 線維肉腫細胞に対するBRAKの抗腫瘍効果を検討するため, BRAKトランスジェニックマウスおよびワイルドタイプマウスにマウスに線維肉腫細胞株(MC57)を移植し, 腫瘍増殖の検討を行った. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |