アブストラクト（48巻1号：神奈川歯学）

神奈川歯学

Japanese

Title　： Fluoride-Treated Bio-Resorbable Synthetic Hydroxyapatite Promotes Proliferation and Differentiation of Human Osteoblastic MG-63 Cells
Subtitle　： 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors　： 大野素史
Authors（kana）　： おおのもとふみ
Organization　： 神奈川歯科大学大学院歯学研究科
Journal　： 神奈川歯学
Volume　： 48
Number　： 1
Page　： 54-55
Year/Month　： 2013 / 6
Article　： 報告
Publisher　： 神奈川歯科大学学会
Abstract　： 骨造成材の人工材料として, 吸収性ハイドロキシアパタイト(HA)顆粒は外科治療や歯周治療に広く利用されている. 本研究では, 吸収性HA顆粒表面へのフッ化物(F)処理後の反応生成物からの徐放FによるMG-63細胞への影響を検討した. 吸収性合成HA顆粒OSTEOGEN(R) 3gを中性4% NaF溶液50mlに3分間浸漬後, 生食水200mlで2回洗浄後自然乾燥し, 実験試料HA+F顆粒とした. 対照試料はDWに3分間浸漬したF未反応のHA顆粒を用いた. HA+F顆粒からの徐放F濃度を検討するために, HA+F顆粒10mgを1.25mlのDulbecco's Modified Eagle's Medium (DMEM)に37℃で浸漬し, 浸漬0.5～48時間後のDMEM中への徐放F濃度を測定した. 次に, Invasion Assayではマトリゲルインベーションチャンバー, コンパニオンプレート, 8.0μm PETメンブレン, セルカルチャーインサートを用い, MG-63細胞を24時間培養後にHE染色し, 内層から外層に誘導された細胞数および培養後の外層培地中への徐放F濃度を測定した.
Practice　： 歯科学
Keywords　：