- HOME
- > 一般の方
- > バックナンバー:神奈川歯学
- > 48巻2号
- > アブストラクト
アブストラクト(48巻2号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | Calcium-calmodulin signaling induced by epithelial cell differentiation upregulates BRAK/CXCL14 expression via the binding of SP1 to the BRAK promoter region |
---|---|
Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 生駒丈晴 |
Authors(kana) : | いこまたけはる |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 48 |
Number : | 2 |
Page : | 112-113 |
Year/Month : | 2013 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」扁平上皮における層形成は基底層に存在する低分化な上皮細胞によって行われる. これらの細胞は基底層で分裂・増殖し, 分化しながら表層に向かって積層していく. これまで, 細胞間接着刺激が細胞内カルシウム濃度を上昇させ, 上皮細胞を分化させることが報告されている. 事実, 上皮細胞の分化マーカーであるInvolucrinやTGMの発現が細胞間接着に依存して上昇することがS.Pillaiらにより報告されている. 腫瘍抑制性ケモカインBRAK/CXCL14は, その機能としてB細胞, 単球, 樹状細胞の遊走性増加, 血管新生抑制作用が知られている. BRAKの発現制御にはBRAKの転写開始点より上流-65~-60bpにあるTATA like sequence, -14~-5bpにあるGCboxが関与することが報告されている. またBRAKは, すべての正常組織で発現している一方で, 頭頸部扁平上皮癌・肺腺癌で発現が低下もしくは消失することが知られている. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |