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アブストラクト(48巻2号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 新規抗菌性シランカップリング剤の特性 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 三宅香 |
Authors(kana) : | みやけかおり |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 48 |
Number : | 2 |
Page : | 119-120 |
Year/Month : | 2013 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」急速に高齢化が進む我が国では, 高齢者に対する口腔ケアが必ずしも行き届いていないのが現状である. 多くの高齢者が使用している義歯はプラークの蓄積を促すことは周知のことであり, 義歯に付着したプラークが原因で細菌感染症を生じ, 誤嚥性肺炎やそのほかの全身疾患を引き起こすと報告されている. したがって, 超高齢社会を迎える我が国にとって口腔細菌の付着や堆積を防ぎ, 全身疾患の併発を防ぐような抗菌性改質剤の開発は急務であると考えられる. 本研究では, 基質表面へ固定化させて抗菌性を得ることを目的として第4級アンモニウム塩の構造を有するシランカップリング剤N-allyl-N-decyl-N-methyl-N-trimethoxysilylpropylammonium iodide(以下10-I), N-allyl-Nmethyl-N-trimethoxysilylpropyl-N-octa-decylammonium iodide(以下18-I)を新規合成し, 臨床に応用するために, これら表面改質剤の生体為害作用を細胞毒性試験から, また, 抗菌性シランカップリング剤の抗菌効果については口腔微生物を対象とした最小発育阻止濃度から種々の細菌および真菌に対する抗菌活性を検討した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |