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アブストラクト(48巻2号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | チューイングによる高齢者の認知記憶の増強効果:海馬および前頭前野の関与 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 楳田雄 |
Authors(kana) : | うめだゆう |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 48 |
Number : | 2 |
Page : | 122-123 |
Year/Month : | 2013 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」近年, 咀嚼器官と脳のクロストークがヒトや動物を用いて多方面から研究され, 今や咀嚼が脳の高次神経機能と強くリンクしていることが, 歯科医療の現場のみならず一般社会においても認識されるようになった. しかし, 咀嚼と脳のメカニズムの詳細な相関は未だ十分理解されていない. そこで本研究では, ガムチューイングによる記憶向上効果の有無と記銘課題提示時の脳内メカニズムを検討するため, fMRIを用い, 想起テストおよび記憶と密接に関係しているといわれている海馬と前頭前野の神経活動に及ぼすガムチューイングの影響を検索した. 被験者を若齢成人群(男性58名と女性73名, 平均年齢25.7歳±5.9)と高齢者群(男性421名と女性636名, 平均年齢70.3歳±3.1)に分類し, 記憶獲得テスト(想起テスト)を実施した. これらの被験者のうち, 若齢成人24名(平均年齢26.1歳±6.3)と高齢者24名(平均年齢71.1歳±3.3)を対象にfMRIを用いて記銘課題提示時中の脳のBOLDシグナル(fMRIシグナル)を計測しSPM解析した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |