アブストラクト(48巻2号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : S-PRG微粉末とポリアクリル酸を応用した新規象牙質知覚過敏治療法の開発 -象牙細管封鎖能と耐酸性能-
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 澤悦夫
Authors(kana) : さわえつお
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科
Journal : 神奈川歯学
Volume : 48
Number : 2
Page : 129-130
Year/Month : 2013 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」【研究目的】本研究の目的は, 申請者らが考案した平均粒径0.8μmのSurface Pre-reacted Glass Ionomer(S-PRG)微粉末とポリアクリル酸から構成される象牙細管封鎖法を, 細管を開口させた象牙質に適用してその細管封鎖能を表面および割断面からSEMにより観察すると共に, 適用下象牙質の耐酸性をTransversal Microradiography(TMR)を用いて評価し, 本法が象牙質知覚過敏の治療法となりうるかを検討することである. 【材料と方法】実験には象牙細管を開口させたウシ歯根部象牙質を用いた. 実験群にはS-PRG処理, ならびに市販のMSコートを適用した. なお, 対照群には細管を開口させたのみの象牙質試料を用いた. S-PRG処理は, 脱イオン水を含ませたマイクロアプリケーターでS-PRG微粉末を微量採取し, 象牙質表面に15秒間擦り込んだ後, 13%ポリアクリル酸溶液をマイクロアプリケーターでさらに5秒間擦り込み処理を行った.
Practice : 歯科学
Keywords :