アブストラクト(49巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : ヒト歯槽骨骨膜由来細胞を用いた新たな細胞シート作製法
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 志田哲也
Authors(kana) : しだてつや
Organization : 神奈川歯科大学歯周組織再生学講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 49
Number : 1
Page : 83-84
Year/Month : 2014 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」生きた細胞を用いる組織工学が, 組織や臓器移植に代わる手法として浮上してきている. 近年, 組織再生工学の中でも, 自家の培養細胞を用いた細胞シートの研究が注目されており, 多くの研究が報告されている. 以前, 我々は折りたたみ型のヒト歯槽骨骨膜由来細胞(HABPC)シートを用いた移植片を作製し, 移植片内の細胞が骨芽細胞へ分化した可能性を示唆した. しかし, 細胞を培養皿に播種した後, 細胞シートを作製するまでに4週間の期間を要するため, 作製期間の短縮化が課題であった. 本研究の目的は, 移植片として使用できる厚みを持つ細胞シートの作製と作製期間の短縮化, および作製後の経時的変化を組織, 免疫組織化学的に検索することである. HABPCsを24穴の温度応答性培養器材へ初日と7, 11日後に同じウェル上に3.6×104cells/mlの濃度で播種した.
Practice : 歯科学
Keywords :