アブストラクト(49巻2号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Contribution of nitrergic nerve in canine gingival reactive hyperemia
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 島田茂
Authors(kana) : しまだしげる
Organization : 神奈川歯科大学 歯科薬理学講座 非常勤講師
Journal : 神奈川歯学
Volume : 49
Number : 2
Page : 144-145
Year/Month : 2014 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」組織の恒常性維持には, 酸素, 栄養, 免疫細胞を含めた血液供給が不可欠であり, 局所における循環調節機構が重要な役割を演じている. 阻血解除後に現れる血流量増加現象, つまり反応性充血は, 血液供給血管を一時閉塞させた後, 虚血組織への血液供給を効率的に行うための血管拡張反応であり, 代償性循環応答といえる. この反応性充血における血管拡張調節には液性, 筋原性, あるいは神経性因子などが関与すると考えられている. 我々は先にイヌ歯肉反応性充血において一酸化窒素 (NO) が関与していることをはじめてNO電極法を用いて明らかにした. NO合成酵素 (NOS) には常時細胞内に存在する構成型NOS (cNOS) と炎症時に誘導される誘導型NOS (iNOS) があり, さらにcNOSは神経型のnNOS (NOS1) と血管内皮型のeNOS (NOS3) とに分類されている.
Practice : 歯科学
Keywords :