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アブストラクト(50巻suppl号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 東日本大震災における奥羽大学の取り組み ~身元不明遺体の検死活動を中心に~ |
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Subtitle : | 特別体験レポート |
Authors : | 板橋仁 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 奥羽大学歯学部成長発育歯学講座歯科矯正学分野, 神奈川歯科大学大学院横須賀湘南地域・災害医療歯科学研究センター招聘講師 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 50 |
Number : | suppl |
Page : | 131-135 |
Year/Month : | 2015 / |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「はじめに」東日本大震災において, 福島県郡山市に位置する奥羽大学は, 身元不明遺体の検死ならびに避難所生活者の口腔ケア活動を行った. 奇しくも本学検死チームを率いることになった演者は, 福島県歯科医師会と協力して3月下旬から5月末日までの期間, のべ27回の派遣中, 自身も8回出動して検死業務に従事した. 今回, 神奈川歯科大学大学院第2回FD講演会で講演の機会を頂いたので, その概要について報告する. 「1. 本学での被災直後」平成23年3月11日午後2時40分を過ぎた頃, 新患当番だった演者は遅い昼食を取りに病院1階の食堂に向かった. わずかに残っていたおにぎりの食券をカウンターに出そうとした時, 大きな揺れに見舞われた. 『後で語り種になるかも?』と, それでもまだ軽い気持ちで携帯電話のビデオボタンを押した瞬間, ものすごい揺れとともに職員達の悲鳴が飛び交った. 厨房ではお湯が入った大鍋が揺れ「電気, 電気!」「火止めて!」の声. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : | 身元確認, 検死, 大震災, 奥羽大学 |