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アブストラクト(57巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | デジタルデンチャーの現状と今後の展望 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学学会研究談話会総説 (令和3年11月9日開催) |
Authors : | 金澤学 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔デジタルプロセス学分野 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 57 |
Number : | 1 |
Page : | 77-81 |
Year/Month : | 2022 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 近年, 有床義歯補綴のデジタル化が進み, 海外ではさまざまな商用ベースのシステムが運用されており, 国内においても2020年に3Dプリンタ用義歯用レジンの薬事承認が得られた. 本稿では, チェアサイドでは口腔内スキャナを用いた印象採得・咬合採得に関して, ラボサイドに関しては, CADを用いた義歯のデザイン, ミリングマシンを用いた切削加工によるMilled dentureと3Dプリンタを用いた積層造形による3D printed dentureに分けて現状のソリューションを解説する. これらに加えて, 今年新たに開発された部分床義歯製作のデジタル化について紹介する. 「1. 顎堤と顎間関係のスキャン」 図1に, 口腔内スキャナ(TRIOS3, 3shape)を用いてスキャンした無歯顎顎堤を示す. このように義歯床縁部を含む粘膜のスキャンが可能である. 新世代口腔内スキャナを用いた無歯顎顎堤のスキャン精度は高く経験値に左右されないことや, しかし経験があるほうがよりスキャンにかかる時間は短縮されることなどが報告されている. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |